2013年10月25日

大規模木造園舎 構造見学会へ

NEWCA(次世代木質建築協議会)主催の大規模木造園舎 構造見学会に参加させていただきました。ざっくりまとめです。

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輸入木材が使われるようになって以降国産材の使用が減り、そのため国内の森林に人の手が入らず荒廃し、流木による廃棄物などの問題が発生するようになりました。そこで森林の荒廃を防ぎ再生させることを目的として国産材の使用が国を挙げて推奨されるようになりました。

平成22年には「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が制定され、ここでは「国は、・・・率先してその整備する公共建築物における木材の利用に努めなければならない」としています。木造で懸念されていた耐火に対する性能評価がすすみ、まもなく2時間耐火の大臣認定も取得されるとのこと。これで14階までは木造ビルが可能となります。
公共建築物のみでなく、公共性の高い建物でも求められるようになりつつあります。とくに保育園、幼稚園、学校のような子供が育つ空間での木造要望が増え、施工実績数も増えてきています。これは木造の健康面への好影響も配慮された結果のようです。

以下、個人的な感想です。
今回採用されているKES構法には以前から興味があり、機会があれば、、、と思っており、実際に工事中の現場を見る機会が得られ大変参考になりました。集成材による大断面木造になるのですが、空間の印象としては、昔のお寺のような大規模木造の印象ではなく、どちらかというとプレキャストコンクリート造の建物に空間の印象が似ています。工業製品的なシャープさがありながら木の暖かさ、、、というあまり経験の無い雰囲気でした。この雰囲気を想定してのデザイン検討が必要そうです。

posted by しまだ at 13:58| Comment(0) | 技術
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