2019年06月07日

木製折り畳み屋台開発中

公共空間を活用して古本市をしたいので、ちょっとした屋台を20台作りたい、というご相談あり。 20台となると色々問題点が発生します。主に4つ。
・DIYしてもかなり切り詰めないとあっというまにすごい費用に、、、。 
・つくるのは素人(わたしも)という製作難易度でできること。
・1台当たりの製作時間は短く。
・20台の保管スペースがなるべくちいさく。

結構難題ですが、とりあえずプロトタイプを製作しました。材料は垂木30×40、構造用合板、接続部・可動部金物はボルトというラフさですが、なかなかいい感じに。販売、レンタルしても?というできです。

今後ブラッシュアップしつつ日射、塗装など材変形の確認、メンテナンス性の検証などなどすすめていきます。 

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posted by しまだ at 19:29| Comment(0) | 技術

2014年04月23日

JIA環境セミナー(2014/04/22)参加

JIA環境セミナーに参加してきました。今回のタイトルは
「建築とエネルギーの自立で地域が元気になれる」
講演者:西沢立衛さん、ユッタ・ガウクラさん、彦根アンドレアさん(講演順)

JIA環境セミナーは昨年から始まったセミナーで、これからのエネルギー問題をこれから取り組んでいく上で、皆で意見を出し合い方向性を探っていこう、という集まり。意匠設計の建築家、様々な分野の専門家、活動している人々がテーマについて語り、なにが起こるでしょう?という手探り感満載ながらも具体化や普及に向けて考えていきます。

→今回の講演内容をざっくりと(メモからの起しなので不正確です)
posted by しまだ at 09:50| Comment(0) | 技術

2014年01月17日

有機EL照明 ~ライティング ジャパン 展示会にて

東京ビックサイトでのライティング ジャパン 展示会へ。
照明関係(建築、デザイナー、技術者、商社など)の人々のための展覧会です。

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商品紹介のブースはLEDが大勢を占めています。
しかし、デザインブースに近づくにつれ、有機EL照明関連が増えてきました。
大手メーカーさんのブースでも開発の進行報告がされており、近い(?)将来の一般商品化に向けて努力され続けているようです。現状では、コストの面以外にも、建築工事という工事の精度と照明配線の精度に差があること、製造過程でのホコリに弱い、などのことから、有機EL照明を直接建築に取り入れるのはむずかしいようです。 照明器具として工場で加工されたものを置き型、ペンダント型などの方法で取り付けることになります。

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有機ELの光は、実際にみるととても風合い、というか深みがあります。蛍光灯やLEDと比べ、自然光に近い連続スペクトル分布で、とても柔らかい印象です。おちついた空間で使ってみたいです。LEDは商業的なきらびやかなものに合う気がします。あのキラキラ感を利用したデザイン照明もあり、いろいろ参考になりました。

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※写真はいずれも当方が関与しているものではございません。きれいでした。
posted by しまだ at 19:04| Comment(0) | 技術

2013年11月26日

「木材推進シリーズセミナーVol.1」に参加

木材推進シリーズセミナーVol.1「環境建築の作品性と木材」に参加してきました。
坂 茂さん、野沢正光さんの作品紹介と設計プロセスのなかでの木の扱い、平川 泰彦さん(木材・合板博物館副館長)による木についての講演(詳細下記)、三宅理一さんの講演でした。


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posted by しまだ at 22:15| Comment(0) | 技術

2013年10月25日

大規模木造園舎 構造見学会へ

NEWCA(次世代木質建築協議会)主催の大規模木造園舎 構造見学会に参加させていただきました。ざっくりまとめです。

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輸入木材が使われるようになって以降国産材の使用が減り、そのため国内の森林に人の手が入らず荒廃し、流木による廃棄物などの問題が発生するようになりました。そこで森林の荒廃を防ぎ再生させることを目的として国産材の使用が国を挙げて推奨されるようになりました。

平成22年には「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が制定され、ここでは「国は、・・・率先してその整備する公共建築物における木材の利用に努めなければならない」としています。木造で懸念されていた耐火に対する性能評価がすすみ、まもなく2時間耐火の大臣認定も取得されるとのこと。これで14階までは木造ビルが可能となります。
公共建築物のみでなく、公共性の高い建物でも求められるようになりつつあります。とくに保育園、幼稚園、学校のような子供が育つ空間での木造要望が増え、施工実績数も増えてきています。これは木造の健康面への好影響も配慮された結果のようです。

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posted by しまだ at 13:58| Comment(0) | 技術

2013年10月22日

本棚の結露

以前、木造アパートに暮らしていた頃です。住居の北西南の三面が外気に接した風通しの良い古い建物でした。この住居の北側の部屋を作業スペースにして、北側外壁面室内側に本棚を設置しました。そして、本、資料がびしょびしょになりました。

要因は結露です。
本はそれ自体がページ間に空気層をもった、なかなか高性能な断熱材になります。そこに下記の悪条件が重なったことが結露の要因です。

・北側の外壁で直射が当たりにくく、冬には北風があたり外壁面が冷える
・古い木造住宅で、当時の断熱性能はあまり高くない上、古いため性能も劣化
⇒外壁の室内面は冬は結構冷やされる
⇒室内の暖かい空気が本棚という断熱材に入っていき、その本が外壁からの冷気で冷やされる
⇒本の中で結露する

という仕組みになっています。うちはあまり冷暖房をしないので、室内の絶対湿度は比較的低いのですが(専門的内容ですが)、それでもこんなに結露するもんだ、、、と感心しました。外壁際に本棚や収納等空気が動きにくい場所を計画する場合は要注意です。若き日の無知な失敗でしたが、おかげで結露について身をもって学びました。

おまけで言いますと、ビルドインガレージや外から使う倉庫などを計画する場合は、十分な外気の通気、室内空気(暖かい湿り空気)の流入を遮断する、などの対策をしておくと良いかと。
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2013年07月20日

木造の耐震について 〜東京都木造住宅耐震診断技術者育成講習会にて

7/14に東京都木造住宅耐震診断技術者育成講習会および終了考査を受講・受験してきました。考査の結果はまだわかりませんが、わかるまえに聞いてきたことをまとめてみたいと思います。※あまり書くと怒られるかもしれないので、具体的な内容ではなく概要と、現行建築基準法についての指摘事項程度に。

木造住宅(一般的な平屋、2階建て、3階建て)は、建築基準法で指定されている耐力壁量、配置バランスを確保することで耐震性能を確保しています。その性能の程度は、1000年に一度の大地震が起きた時に建物が倒壊せず避難できる、というものです。実際に建てて振動実験をしたところ(自分でではないです)、1度目の地震(阪神大震災と同じ振動)では、ある程度揺れ、サッシが外れたり壁が剥がれたりはしますが、建物は倒壊せず建っていました。その後、同じ振動を加えたところで倒壊となりました。(映像は防災科学技術研究所HPでご覧下さい)ちなみにサンプルとなった住宅は、基準法が示す壁量の1.5倍以上確保されています。
おおきな地震を受けると、建物は建っていてもダメージが蓄積されていくことが分かります。ただし建築基準法の基準として、中規模地震では損傷しないように指導されており、それに従い柱脚金物等の仕様が決められているので、ダメージとして蓄積されるのはそれなりの大きな地震になるようです。ちなみ2011年東北地方太平洋沖地震では、木造2階建てという建物の固有周期と地震の周波数の関係が偶然にも被害がでにくい状態だったため、木造住宅の被害が震度の割には少なかったとそうです。


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posted by しまだ at 17:35| Comment(0) | 技術