2013年06月19日

地盤について〜「巨大地震・液状化・不同沈下に備える 地盤トラブル解決のための実践セミナー」を受けて

日経ホームビルダー主催の工務店向けの「巨大地震・液状化・不同沈下に備える 地盤トラブル解決のための実践セミナー」を受講してきました。全体構成としては「講演1:対震・地盤最前線を知る」「講演2:地盤の見分け方を知る」「講演3:沈下修正工法を知る」およびパネルディスカッションから成ります。以下は概要と感想になります。

□講演1:対震・地盤最前線を知る  :日経BP 安達 功 氏
3.11以降、地盤(自然)に対する考え方が社会の中で変わってきたようです。建主・提供者(設計・施工・技術など)共通して、これまでの「自然を技術力で制御できる」という「技術」というものに対する過信が打ち壊されました。要因は「津波」「液状化」です。津波については言うまでもありません。地震時の「液状化」は主に盛土や埋立地で起こりました。建物、道路といった街の下の地盤が歪み、インフラが破壊されることで、建物が建っていても生活が成立しない、という状況でした。震災後のこれらの状況を経て、社会全体が自然に立ち向かうのではなく、力をいなす考え方が主流になってきました。家づくり全体が、頑丈につくるだけでなく、不測の事態に対してリカバリーで対処する考え方へ大きくシフトしています。国土強靭化計画の「しなやかさ」というのもこの流れによるものです。続きを読む ※長くなります
posted by しまだ at 15:12| Comment(0) | 技術