岳南鉄道の木造駅舎からレトロな街並みを歩いていると、商店街のなかにマルイチビルはあります。



このビルの運営には、とある建築設計コンペ2次審査でお会いした勝亦丸山建築計画さんが参加しており、もちろん改修設計からDIY、そして現在はビル内に事務所をおきながら商店街の活性化に取り組まれています。


こちらは事務所が入っている階。コワーキングスペースでもあり、デザイナーさんや様々な職業の方々がお仕事されてました。こんなものをつくってる人も。

商店街の遊休不動産の活用を促すため、大学と一緒に商店街の空き家や空きテナントの調査・ヒアリングを行ったそうです。空いてる建物所有者に貸す意志の有無の確認、意志がある場合は建物の実測調査図面作成、という膨大な業務です。この資料があれば、吉原商店街で事業を始めたい人は簡単に物件情報が得られるので、開業準備のハードルが下がります。

勝亦丸山建築計画の勝俣さんより、改装にあたり耐震改修をきちんとしたこと、コスト削減のためにした設計の工夫、DIY大変話など色々うがいました。今後の参考にします。
マルイチビルをあとにし、つけナポリタン発祥の地「アドニス」へ。美味。
