
はじめに富岡製糸場へ。木骨レンガ造の外壁と木トラスの屋根が魅力の世界遺産です。木骨レンガ造は事例が少なく構造計算上のデータも少ないため、現在行われている大改修にあたりサンプルを作成、構造試験を行い、耐震性を確保しつつ改修をすすめているとのこと。


つづいて富岡製糸場から最寄り駅の上州富岡駅へ。近年建築コンペによりリニューアルされた駅です。

軽井沢へ向かう道中で妙義神社・碓氷第三橋梁(めがね橋)と鉄道トンネルへ。妙義神社ではここの特徴である国指定重要文化財の本殿廻り、石垣、長い階段を堪能。



めがね橋、鉄道トンネルは散策路を兼ねています。※めがね橋は国指定重要文化財


軽井沢ではまず軽井沢千住博美術館へ。(西沢立衛さん設計)内観写真は撮影できませんが、外観はこんな感じです。

将来建物廻りの木々が育ったとき、西沢立衛さんのHPにある写真のようにガラスに貼られているスクリーンが外されることを期待します。内観は評判通りいい感じです。
白糸の滝に立ち寄り、、、


旧三笠ホテルへ。こちらも国指定重要文化財。

当時(明治・大正)の政財界の要人・文人に愛されただけあり、どこを撮っても絵になる隙のない建物でした。


そして最後にA.レーモンド氏設計による聖パオロ協会。深い庇や勾配屋根によるやさしいアプローチに対し、内部空間の拡がりの演出はさすがです。

